CISSPの認定を受けて、はや1年が経過しました。
ご存知の方も多いとは思いますが、CISSP資格の維持には年会費(AMF)の支払いが必要です。
今回は初回の年会費支払いを実際にやってみましたので、ご参考までに流れをまとめておきたいと思います。
また、認定後1年経過しましたので、現在のCPEクレジット取得状況についてもご参考までにお見せしたいと思います!
1.CISSP年会費(AMF)の支払い方法
(ISC)2の公式HPにも記載の通り、CISSPの年会費(AMF:Annual Maintenance Fee)は”認定日より1年毎”に支払う必要があります。(認定日を基準として1年以内に支払う必要あり)
年会費は年間85米ドルになります。
CISSPの有効期間である3年分を一括支払い(255米ドル)も可能です。
ちなみに、今回3年分を一括で支払ってみましたが、まとめ払いしても割引はありませんでした。(まぁ、そうですよねー…)
実際の支払い方法ですが、(ISC)2のメンバーページから”PAY MY ANNUAL MAINTENANCE FEE”をクリックし、支払いページに飛びます。
支払対象が年次で最大3項目(3年分/それぞれ85$)表示されますので、支払う期間にチェックを入れます。
以下は私が3年分のAMFを支払った際の例です。次項でクレジットカード情報を入力し、支払い完了となります。
余談ですが、AMF支払い方法はクレジットカードのみであり、振込等には対応しておりません。。
なお、図の下部赤枠部分に”Enter Voucher or Disccount Code”欄があります。
2.バウチャー/ディスカウントコードの入手方法は?
ちょっと気になったので調べてみました。もしかしたら入手できるの!?と淡い期待でしたが、簡単に入手できるものではなさそうです。
バウチャーについては、企業/団体単位向けに(ISC)2 が販売している代物の様です。大きな企業かつCISSP保持者が多数いらっしゃる様な会社様は持ってたりするのかもしれません。
ディスカウントコードについては詳細不明でした。
推測になりますが、(ISC)2のイベント等への参加、貢献等による配布等がありそうではありますが、そう簡単に入手できる代物ではなさそうです。
3.年会費支払い時の領収書は入手可能?
領収書についても、企業の経費精算などで気になっている方も多いと思います。
上記サイトから決済を行った後、”Purchase Information”として、明細が表示されます。Printボタンがありますので、PrintもしくはPDF保存しておく事をオススメします。
もし、企業の精算基準でこの明細が領収書として認められない場合は、以下公式HPを参照し、(ISC)2 Japanへ連絡してみて下さい。
英文請求書(Invoice)、英文領収書(Receipt)を用意して頂けます。
https://japan.isc2.org/member_annualfee.html
-年会費の支払方法
4.1年経過時のCPEクレジット取得状況
ここからは余談になりますが、CISSP認定を受け、1年経過後のCPEクレジット取得状況をご報告したいと思います!
こんな感じになってます。表示は3年間120CPEのノルマに対して残数が72CPE、つまり1年で48CPEを取得し、提出&承認を受けている事になります。個人的には、当初思っていたより順調に貯金できている気がします。
この1年分のざっくりした内訳としては
・CBKドメイン関連のセミナー参加:36CPE
・公式マガジンのクイズ(隔月*2CPE):12CPE
となっています。隔月の公式マガジンの存在が結構大きい…
CPEの取得については、以下の記事にもまとめておりますのでご参照頂ければと思いますが、
Webinarなど全く手を出せていない部分があるので、次年は領域を広げていこうかな…と思っています。(英語…)
ちなみに最近気がついたのですが、1年間で取得すべきCPEについて、(ISC)2の日本語サイトと英語のCPEガイドで若干表現が異なっています。
以下、日本語サイトでは
https://japan.isc2.org/cissp_maintenance.html
CPEクレジット取得要件は、認定期間の3年間で取得しなければならないポイント数と、1年毎に取得しなければならないポイント数を定めています。 要件は下記のとおりです。
※引用:(ISC)2 認定継続要件
と、”しなければならない”という強制力のある記載になっていますが、英語のHandbook(P3)を見てみると、”SUGGESTED ANNUAL”(年次推奨)と柔らかい表現になっています。
恐らく英語版が最新情報とは思いますが(実際、CPEのカウントも3年間の進捗になっています)、いずれにせよ年間40CPEをきっちり確保できない様であれば、CISSPを保持し続けることは困難と言わざるを得ませんね。
5.まとめ
以上、簡単ではありますが、CISSPの年会費(AMF)の支払いに関する事項をまとめてみました。
合格したが年会費の支払いがこれからという方のご参考になればと思います。
また、これから受験を考えられている方のモチベーションになれば幸いです。
CISSPの学習について、以下の記事もありますのでよろしければご参照下さい!
今回は以上です。
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