【Tips】色々なネットワーク製品の「ter len 0」的なコマンドまとめ

色々なネットワーク機器にて、ページングを無効にする(ter len 0的な)コマンド一覧です。
たまに使うとき、これらが中々出てこなくて困ることが多々あるため備忘録として残しておきたいと思います。ご参考になれば幸いです。
メーカはCisco(Switch/Security/Wireless)/Juniper/PaloAlto/F5などなど、思いついたら追記していきます。

Cisco IOS / NX-OS(Nexusシリーズ)

Cisco NexusシリーズはIOS同様にter len 0でOKです。

Cisco# ter len 0    (正式には、terminal length 0)
Cisco# ter len 24  (正式には、terminal length 24)

余談ですが、NX-OS(Nexusシリーズ)では”write memory”コマンドがサポートされなくなりました。
“copy running-config startup-config”(copy run st)コマンドを使用しましょう。
微妙にコマンド体系が異なっているので要注意です。

 

Cisco ASA

Cisco ASAシリーズは以下の感じです。
大昔のPIX時代の名残でter len 0は使えません。

Cisco# ter pager 0   (正式には、terminal pager 0)
Cisco# ter pager 24 (正式には、terminal pager 24)

 

Cisco WLC(Aire OS)

Cisco WLCシリーズも買収組ですので、コマンド体系は全く違います。以下のコマンドでpaging を無効にします。

(Cisco Controller) > config paging disable
(Cisco Controller) > config paging enable

よく忘れてしまうヤツですね。

 

PaloAlto(PAN-OS)

PaloAlto(PAN-OS)は以下のコマンドでpagingを無効にできます。

admin@Paloalto> set cli pager off
admin@Paloalto> set cli pager on
余談ですが、PAN-OSにおいて”show config running”を”set”形式で取得したい場合、以下のコマンドを実行する。
admin@Paloalto> set cli config-output-format set
admin@Paloalto> configure
Entering configuration mode
[edit] admin@Paloalto#show
(★コレでset形式のConfiguration取得が可能)

 

Juniper EX/SRXなど(Junos OS)

Juniperシリーズ(Junos)は以下のコマンドでpagingを無効にできます。

admin@host> set cli screen-length 0
admin@host> set cli screen-length 24
なお、各コマンドの後ろに” | no-more “をつけることでもページングを無効化する事が可能(こちらは1コマンド限り)
またまた余談ですが、Junos OSにおいて”show config”を”set”形式で取得したい場合は以下のコマンドを実行。
admin@host> show configuration | display set

 

F5 BIG-IP

F5 BIG-IP/VIPRIONシリーズは以下のコマンドでpagingを無効にします。

admin@xxx: ~ #tmsh
admin@xxx: ~ #(tmos) modify cli preference pager disabled
admin@xxx: ~ #(tmos) modify cli preference pager enabled

 

SSG(ScreenOS)

もうほとんど無いとは思いますが、SSGも念のため書いておきます。

SSGxx-> set console page 0
SSGxx-> set console page 24 (デフォルト値は不明…)

※こちらのコマンドはセッションではなく、Configに反映されます。

他にも触る機会があれば、色々追記していきます。

 

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